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2024年1月31日 京都宇治市の「みんなのき 黄檗こども園」とおやつビュッフェ

2023年11月13日に京都の宇治にある「みんなのき 黄檗こども園」に職員を連れて見学に行ってきました。以前から、保育を研究している知り合いに「ここの保育園はしっかりした芯の通ったとてもいい保育をしている」と話を聞いていたので、ぜひ保育現場を見学させてほしいと思っていた園でした。ありがたいことに見学を受け入れてもらえました。

「みんなのき 黄檗こども園」には、まめの木保育園で取り入れたい事や考え方などの学びがいっぱいありました。その中でまず取り入れたいと思ったのは、「おやつビュッフェ」でした。

どこの園では、食物アレルギーによる事故が起こらないよう、食物アレルギーを持つ子どもたちのお皿はしっかり他の子と見分けがつくようにされ、個別のお皿が用意されます。そして、給食やおやつの内容によっては、食物アレルギーを持つ子どもだけ他の子どもたちと全く違う内容を提供することもあります。他の子どもたちと同じものが食べられない、区別されているというのは、食物アレルギーを持つ子にとってさびしい気持ちになることもあります。

「みんなのき 黄檗こども園」では、すべてアレルギー対応したおやつをビュッフェ形式で提供している日がありました。子どもたちは自分が食べたいおやつだけをとっていいのです。おやつビュッフェの日は、みんな好きなものを選ぶので、子どもたちのお皿の上はバラバラ。食物アレルギーの子もそうじゃない子も誰でもみんなのお皿の上は違う。みんな違っていいし、「一人ひとり違う」ということが「みんな一緒」なんです。この想いにすごく感動しました。

まめの木保育園でも、12月と1月におやつビュッフェをやってみました。子どもたちは自分の好きなものをいっぱいおかわりしたり、苦手そうなものはとらなかったり、思い思いに楽しんでいました。1月のおやつビュッフェでは、「これ、おいしいね!」とごぼうチップを友だちと一緒につまんで食べたり、大いに盛り上がっていました。



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